債務整理、過払い金請求は
弁護士に相談

銀行の借金が多い場合の債務整理は?

借金を多額背負っていて債務整理を検討している人の中には、消費者金融ではなく、銀行からの借入の多い人もいるでしょう。この場合、債務整理の中でも任意整理は選択してもあまり意味がないと思います。任意整理は過払い金を見つけ出して、その分を元金に充当することで返済額を圧縮するスタイルです。そのためにはかつて消費者金融がこぞって行っていた、利息制限法を超えるグレーゾーン金利を採用していることが前提です。

しかし銀行の場合、もともと利息制限法で規定されている上限金利を守っていました。つまり過払い金の発生している可能性は極めて低く、借金の圧縮が難しくなります。つまり任意整理をしても、ほぼ今まで通りの条件で返済しなければならなくなって、債務整理を行う意味がなくなってしまいます。

銀行からの借入の大きい人の場合、返済できるのであれば住宅ローン以外の債務額を1/5から1/10に圧縮できる個人再生、返済ができないようであれば借金をチャラにできる自己破産のいずれを選択することになるでしょう。どちらの方法をとればいいかですが、人によってまちまちなので弁護士や司法書士のような専門家に相談して決めると良いと思います。

銀行からの借入を含めた債務整理を行う場合、対象の銀行口座からお金を全部出しておきましょう。と言うのも債務整理の手続きを進めると、その銀行口座は凍結されてしまうからです。ですから債務整理の手続きを進める前に口座から預金を全部出しておくことです。ちなみに給与振込口座を開設している銀行が債権者の一つになっているのであれば、口座凍結によって給料を引き出すことができなくなります。それほど貯金も多くないのであれば、給料日以降に債務整理の手続きをスタートさせるのが良いかもしれません。給料の振り込みが確認されたところでそのお金を全額引き出してしまいます。そうすれば、口座凍結されても当面の生活資金は手元に残せると思います。